こんにちは!さんりんしゃ店主 三輪です。
再開してあっという間に、2週間経ってしまいました。
大変な社会情勢の中のオープン。葛藤の連続でした。
友人・知人を呼んでの、開店セレモニーもできない。
今色んな状況で頑張っている人のことを思ったら、静かに店を開けるしかありませんでした。
でも、再開できて本当に良かったと思います。
伝法で2015年にお店を始め、そこを閉めて。
今の場所で福祉法人の職員として「さんりんしゃ」の名前でお惣菜屋さんをやり、そこも閉まってしまいました。
中途半端に転がりつづけた私がまたお店を再開して、皆さんどう思うのか不安でした。
オープンしてみると、お惣菜屋さんの時や、伝法の時のお客様がご来店いただいたり、お声をかけていただきました。
友人知人の皆さんからも激励の言葉をいただきました。
2020年はアルバイトでなんとか生活し、再開を目指してたところにコロナ禍。
昨年の9月ぐらい。もう再開は完全にあきらめようと思いました。
この状況でお店なんて無理に決まってる。
報道されてる飲食店の皆様を見て、今から参入するなんて私自身無謀と思いました。
あきらめようと思った時、空っぽになってしまいました。他に何もできない自分に気づいて・・・
3日くらい無気力になって、動けなくなって・・・
富士の街を自転車で通るとき、今の店は空き店舗の張り紙がしてありました。
そして法人職員としてやってた「惣菜屋さんりんしゃ」の小さな看板がまだ残っていました。
それを見て、ここでお店を開いたらと考えた時、泉のようにイメージがわいてきました。
やっぱりお店がやりたい。さんりんしゃを復活させたい。その気持ちは抑えられませんでした。
妻にその話をすると涙がとまりませんでした。、妻も一緒に泣いてくれました。
妻はもう違う仕事についております。私一人でお店をやることを許してくれました。
そして再開後も妻は陰ながら支えてくれております。本当に感謝です。
私にとってさんりんしゃは子供のようなもの。看板がずーっとお父さんを待っててくれたような気がします。
さんりんしゃのお陰で色んな方と繋がることができました。その繋がりが今途絶えずに残っているのは私にとって奇跡です。
ウィルスは人を病気にすることも脅威ですが、人の心の中にまで入って、繋がりを分断していることが一番怖いと思います。
でも、繋がりは途絶えない。リモートとかネット上のことじゃない。心の奥でみんな繋がっている。
人を思う気持ちは途絶えない。
そう信じてさんりんしゃを続けていきたいと思います。
また沢山の人で富士の街が賑わうのを楽しみに続けていきます。
さんりんしゃなのでゆっくりゆっくりと。
今更ですが、沢山のお花、メッセージなどありがとうございました!
お店を始めたことで再び会えた、同級生。
中でも再開を一番バックアップしてくれた「串焼きダイニングhome」の清水さんには大変おせわになりました。
ありがとうございます。
「浪花割烹いま里」の小黒さんも同級生。このお二人からいただいたお花が並んだ写真、気に入っています!
お店の内装、看板等施工していただいた、プランニング富士様、沢山の皆様ありがとうございました!
(友人のお花は個人名なので、掲載割愛させていただきます。)